【新唐人2014年1月26日付ニュース】現在、上海や西安など病院の小児科外来が患者であふれており、公立病院で診察してもらうのに、丸1日かかるそうです。医療関係者は、ウイルス感染や大気汚染によるスモッグが原因ではないかと話します。
上海や西安などの小児科が患者であふれたのは、昨年末のスモッグが原因と言われています。
上海の病院で受診したある患者は、朝9時に家を出て、夕方6時に帰宅しました。上海の復旦大学付属児童医院は、正午前に、「本日の専門医師による診察は終了」というテロップを出しました。また記者は23日の午前中、上海の複数の小児科に電話しましたが、全部つながりませんでした。
聖安児童医療センター 小児科外来
「公立病院ならそうでしょう。大陸では休みに入ったので、患者は増えています。ここは帰国する台湾や外国の子が多いので、患者が減りました」
外来が混んでいるだけでなく、空きベッドも少ないので入院するには行列しないといけません。
上海新華医院 小児科
「空きベッドはありません。昨日予約した人もまだ入院できません」
西安の小児科も患者であふれ、電話がつながりません。「子供は大気汚染から逃れられない」と嘆く親もいました。公立の入院病棟はぜんそくや肺炎の子供であふれているため、廊下で治療を受ける子供もいます。
陝西省人民医院 小児科
「今 ベッドはありません。早くても明朝です」
病院関係者によると、子供たちの症状の多くは、発熱やせきで、恐らくウイルス感染やスモッグが原因と考えられるそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/23/atext1049668.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工)